゛心で寄り添うこと゛・若かれし頃の息子さまと過ごされて・・・・。
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★95歳で、寝たきりになられてからも身近なことは、きちんと自己決定をされる中、優しい息子さまご夫妻に最期まで看取られながらの静かな永眠でした。 永眠された前夜、少し苦しそうな息使いに「どこか苦しいですか?」とお尋ねすると「今、息子が学校から帰つたはずだが、どこに遊びに行ったかさがしている。」とのお話でした。 呼吸も安定し、その生き生きした表情に安堵してながら「私が、すぐおさがしします。」とお答えすると「見つかった。今ここに居る」と両手で抱っこするようなしぐさで話しかけています。 そのご様子は、息子さまが、本当に傍でいらしゃるみたいで、うれしそうな表情に、子育て中の40歳ぐらいの思い出でしょうか? 終末に、母親の胸の中で゛心に寄り添うこと゛のできる息子さまって、とってもステキです。 また、この方の人生は、きっと素晴らしかったと心しました。 短い間のふれあいでしたが、ステキなプレゼントを私達にたくさん残し゛さよなら゛をされました。それは、とっても静かな旅だちでした。 お送りした時の凛としたそのお顔は、とっても美しく`寄り添うこと`の大切さと尊厳への意味をたくさん教えて頂きました。
2008.11.11 ・・・・・・・・・・ 魔法の言葉〜ありがとう〜を添えて・・・・・・・・・・・・・
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