緩やかな上り道路も下り道、それよりもなによりも美しい風景、すがすがしい空気と鴬の声、 谷川の清流、
道路沿いの少し開けた斜面に離れて立つ家々の間を眺めながら遍路します。

衣装を整えることで巡拝の心構えが引き締まる思いです。
四国霊場は徳島、高知、愛媛、香川の順に八十八の霊場を遍路します。

優しさの風景は日常的にあるのかも知れません。見過ごしているだけで、遍路 という非日常から日常を見て、初めて見えてきました。
挨拶をしながらの遍路は、貴重な風景でした。
桜が咲く頃、巡礼の方が増えます。
立江寺にて撮影した一枚です。

第五番札所の地蔵寺は大日寺から約2km険しい山道も無いのでテンポよく札所を巡拝できる。

遍路道を進む。遍路地図と路上の道しるべを頼りに、
青空の下、田舎道を歩いていると、四国遍路という大きな挑戦を始めたのだといよいよ実感が涌いてくる。

大昔の標石
白衣も遍路笠も初めて身につけるので、とても違和感を感じる。
この格好でしている事に、高揚感と不安が入り混じる。

東京から、母娘親子で四国参りをしています。本堂で小さな声で読経声に出して経を読み上げるのは気恥ずかしいです。

白衣まとい、地元の方、お遍路さん同士の交流にありがとう。